はじめに
当教室の主宰者である李康則の大親友の陶芸家たちです。
個展などで上京の折、技術指導をしていただき、先生を囲んでの楽しい「やきもの」の四方山話に花が咲いたりしております。
みなさまも、この先生方から陶芸の技術だけでなく、素晴らしい何かを、きっといっぱい、いっぱい頂戴できることと思います。
合掌
特別講師
中川自然坊(佐賀・玄海)肥前自然坊窯
唐津焼の若手作家の第一人者。
年間二十余回にのぼる登り窯焼成を通じて、ひたすら古唐津の再現を追求しております。
土作りから釉薬、薪割りと大わらわでしたが、最近、若い二人のお弟子さんが入門し、少し楽になりました。年二回の東京での個展には、待ち望んでいた自然坊ファンで毎回大盛況であります。
朝鮮唐津、斑唐津、粉引、絵唐津による茶陶、食器など茶人、数寄者、焼き物愛好者などから家庭の主婦に至るまで、高い評価をうけてい。
野口稔(埼玉・吉見)武州吉見窯
信楽の深淵なる焼き物を追い求めています。
吉見町の、のどかな田園風景が広がる素晴らしい地に、手作りのログハウスと穴窯が三基並んでおり、陶芸家であるご子息と作陶を続けています。
納得のいく作品がとれるまで、幾度となく穴窯の築窯を重ねながら、炎・自然釉・窯と真摯に対話をし続けています。
お人柄を反映する素朴で存在感のある素晴らしい作品を生み出しております。
塚本治彦(岐阜・土岐)北斗窯
美濃の陶芸界のホープ。
瀬戸の窯業訓練校、多治見の陶磁器意匠研究所で陶芸技術を習得。
豪放な作り、大胆な削りの織部・志野など目をみはるものがあります。
陶壁の制作から茶陶・食器まで、感性豊かな温かい作品を作り続けています。
1997年朝日陶芸展グランプリを受賞。
若くして岐阜県芸術文化奨励賞、現代茶陶展、中日国際・淡交ビエンナーレ、記者クラブ賞、一水会賞など多数受賞。
石井康行(八王子)
唐津・伊万里で永年研鑽を重ね、郷里の八王子に築窯しました。
磁土が生き物の様に変化していくロクロ技術の確かさは目をみはるものがあります。
蹴ロクロで挽きあげられた青白磁の精緻な細工・彫を施した作品は、他の追従を許さないほど見事です。
最近は青白磁による照明、スタンド作りに邁進しており、光源と青白磁が織りなす温かい光は見る人の心を幽玄の世界へと誘っていきます。
丘みつ子(箱根)光楽窯
お芝居・TV・映画と芸能界で大活躍をし、女優としての確固たる地位を保ちながら書道・茶道にいそしみ、この十数年前より「やきもの」に魅了され、陶芸を始めました。
箱根・湖尻の広大な敷地に斜面を利用し穴窯・鉄砲窯を築窯し多忙な芸能活動の間隙を縫って、トライアスロンで鍛え上げた強靱な体で、一週間に亘り赤松を投げ込み続けています。
茶陶を中心にした信楽の自然釉の作品、鉄砲窯での伊賀焼など女性とは思えぬほど豪放磊落な作品を作り続けています。
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